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日系企業動向【2017年2月】
■花王 上海家化との提携 解消
花王は、2012年1月1日から実施していた中国化粧品大手「上海家化」との販売代理契約(2011年11月締結)の延長を行わないことを発表した。今後は電子商取引などに移行していく。 上海家化によると、花王商品の代理販売収入は2013年には同社収入の全体の11.44%、2014年には16.71%、2015年には23.05%を占めていたという。
■広島銀行など地銀14行 直接決済が可能
広島銀行など地方銀行14行は、中国人民銀行が導入した人民元国際決済システム「CIPS」に接続することを発表した。中国大陸と直接決済ができることから、手数料や日数を減らすなど業務の効率化が図れる。各行は利用者の負担するコストを減らし、競争力を高める。
■東芝機械 2月 産業用ロボット生産開始
東芝機械は、2月から産業用ロボットの生産を開始するという。人件費高騰や製造現場の自動化ニーズを理由に、ロボットの需要が拡大している。パソコンやスマートフォンの部品メーカーなど電気・電子業界向けなどの需要を見込んでいる。
■武田薬品 アリナミン 中国投入
武田薬品工業は、ビタミン剤の「アリナミン」など大衆薬の事業を強化するという。中国にアリナミンを投入するなどの海外展開を進めていき、日本国内での検査薬や機能性食品などの商品を増やしていく。
■ヤマトHD 中国・シンガポール間で企業向け国際輸送
2月13日、ヤマトホールディングスは中国―シンガポール間のサービスについて、最短7日間の企業向け国際輸送サービスを開始することを発表した。ベトナムやタイなど各国内配送サービスと連結し、各地に企業拠点まで一貫輸送を行う。
■旭化成 高機能樹脂 工場建設
旭化成は、太陽光パネルやリチウムイオン電池に使用される高機能樹脂を中国で生産する方針を固めた。中国の国有化学大手・中国化工集団と50%ずつ出資し、工場を建設する。総事業費は300億円規模の見込み。
■ドトール 外食大手小南国と合併
コーヒーショップを展開するドトール・日レスHDは、中国外食大手の「小南国」と合弁会社を設立する。早ければ、2018年2月期中に第1号店を出店する。
■ピーチ アリペイを採用
格安航空会社であるピーチ・アビエーションは、予約サイトの決済向けにアリババの電子決済システムである「支付宝(アリペイ)」と銀聯カードを採用したことを発表した。 同社は、2016年11月に上海空港と羽田空港、関西国際空港の航路を開設。中国人旅行客が増加していることから、新しい決済方式を取り入れ、利便性を高める。
■外資企業動向
情報が確定次第、順次更新していきます